
このたび、Keypascoは、台湾のサイバーセキュリティコンテスト「2026 沙崙サイバーセキュリティ新秀(台湾)」に参加した優秀な学生の皆様をお迎えし、企業訪問・交流会を実施しました。
AI技術が大きな変革をもたらす中、今回の交流では「AI時代における攻撃と防御」をテーマに、業界最前線での実務経験をもとに、急速に変化するサイバーセキュリティの動向とその対応策について、学生の皆様と深く意見を交わしました。
「見たものを信じる」から脱却し、ゼロトラストのセキュリティ基盤を構築
生成AIの急速な発展や、巧妙化するアイデンティティ窃取手法により、従来のセキュリティに対する考え方は大きく変わりつつあります。
デジタルの世界では、もはや「見たものが真実である」とは限りません。
すべてのアクセスや接続の背後にいる「人」と「デバイス」が、正しく認証・認可され、信頼できる存在であることをどのように保証するか。これは現在、企業のサイバーセキュリティ対策における最重要課題の一つとなっています。

今回の企業訪問では、Keypascoの主要製品および技術を紹介しながら、アイデンティティ認証技術の進化について分かりやすく解説しました。
ゼロトラストアーキテクチャ(Zero Trust)、多要素認証(MFA)、FIDO標準といった技術について、単なる技術原理の説明にとどまらず、実際の事例を交えながら、サイバーセキュリティ技術が理論から実践へとどのように展開され、企業活動を守る強固なセキュリティ基盤となるのかを紹介しました。
産学の視点を融合し、「学生作品」を「業界で活かせる経験」へ

今回の交流で特に印象的だったのは、企業側からの専門的な情報共有だけでなく、学生の皆様が示した高い意欲と豊かな発想力です。
意見交換では、学生たちが自身のコンテストプロジェクト、技術研究、製品応用などの経験をもとに、深い洞察と創造性を兼ね備えた多くの意見を提示しました。
キャンパスで生まれた革新的な発想と、業界の実務経験が交わることで、新たな可能性が生まれる貴重な機会となりました。
Keypascoチームからは、学生の皆様に次のメッセージも伝えました。
「コンテストの終了はゴールではなく、次のステージへのスタートです。」
今回の経験を実践的な知識へと変え、学生時代に積み重ねた優れた「作品」が、将来サイバーセキュリティ業界へ進む際の確かな「経験・実績」につながることを期待しています。
ともに歩み、サイバーセキュリティの新たな可能性を創出

「2026 沙崙サイバーセキュリティ新秀(台湾)」の主催者の皆様、ならびにご参加いただいた来賓、学生、Keypascoのメンバーの皆様に心より感謝申し上げます。
サイバーセキュリティ分野の発展を支える企業として、Keypascoは今後も産学連携をさらに深化させ、次世代のサイバーセキュリティ人材が業界とつながり、多様なキャリアの可能性を切り拓けるよう支援してまいります。
今回の出会いが、将来ともに歩む第一歩となることを願っています。
そしていつの日か、今回参加した優秀な若い世代の皆様とともにサイバーセキュリティの最前線に立ち、世界の情報セキュリティに新たな可能性を生み出していけることを楽しみにしています。
(写真提供:デジタル産業署 沙崙サイバーセキュリティサービス拠点)